サイドバックの生存戦略

単純にサッカーが好きなこともありますが、サッカー選手が書いている本を昔からよく読んでいる方だと思います。サッカー選手とは置かれてる状況が全然違うものの、時には共感することや実践したいと思うようなことに巡り会うことがあります。 で、正月に Amazon を徘徊してたら、 内田篤人の「僕は自分が見たことしか信じない」が期間限定セールで 299 円になってたので読んでみたところ、引っかかったことがあったので書いてみたいと思います。

(南アW杯で試合に出れなかったことをうけて、どうしたら常に試合に出られるのかを一番意識するようになったという文脈で) そこで、目指すのはチーム全体に好影響を与えられる選手。 内田がいれば、なぜか攻守がうまく回り、なぜかチームが勝つ。 見る人がそんな風に感じてくれら嬉しい。

長谷部誠も「心を整える」で同じようなことを言っていた気もするが、ボランチやサイドバックは周りから見たら評価しにくい選手で、 メッシやクリロナのように試合を決める選手に比べると貢献がみえにくい気がします。

これは自分の仕事とかなり似ている気がしていて、例えば、アプリ開発してる人はそのアプリが売れれば結果を出してることが明確で分かりやすいけど、 それに比べるとシステム運用の仕事って評価しにくいのではないかと思うことがあったり。

そんな状況で、エンジニアとしてどうやって生き残っていくべきか、評価して貰えるようになるかって考えてたことがあって、そのとき行き着いたのは、 結局、「なんとなくアイツに任せておくとイイカンジにしてくれる」とか「アイツとやると、なんかいいカンジにプロジェクトが回る気がする」みたいなことで、 この本を読んでサイドバックの生存戦略と自分の生存戦略は似ていると感じましたとさ。