自分が撮影した写真をドイツの出版社に買ってもらった話

ある日、ドイツの出版社から Flickr で共有した御柱の写真を買いたいというオファーがあり、色々調べながら無事に取引できたので、取引の流れをまとめておきます。

Flickr でのオファー

…. Through my research in Flickr I came across your profile and found an image we would like to use for our publication. ….

Flickr メールにきたオファーはこんな感じの内容でした。雑誌名なども書いてあったのでググったら、どうやらちゃんとした会社のようだったので承諾。(ウソ書かれてても判断できないですが)

….. And you don´t have to give it for free. I can offer you 180Euro. How do you think?

で、話を進めていくと、驚くことに 180 Euro でどう?って言われ、”銀行にお金振り込むから、RAW と一緒に請求書送ってね” とか言われたので、請求書をどうすればいいのかとか、ユーロってどう受け取るんだろうとか色々調べてみました。

請求書の作成

請求書は Google Drive の請求書テンプレ から適当に invoice を探して必要事項を記入し、PDF で出力するだけで OK でした。今回はシンプルなコチラを使わせていただきました。

代金の受け取り

ユーロで受け取るなら外貨建ての口座開かないといけないのかと思って萎えてたんですが、三菱東京 UFJ 銀行であれば円建てで受け取れます。具体的には下記の情報を請求書に書くだけでよく、日本円同士の振り込みとほとんど変わりませんでした。SWIFT というのは銀行機関識別コードらしく、銀行によって違うので UFJ 以外を利用する場合は適宜確認してください。

Payment Information:
  Name of depositor: YOUR NAME
  Name of bank: THE BANK OF TOKYO-MITSUBISHI UFJ, LTD. (XXXXX Branch)
  Address: X-X-X XXXX XXXX Tokyo Japan
  SWIFT: BOTKJPJT
  IBAN: XXX-XXXXXXX (SAVING ACCOUNT)

ちなみに入金されると、銀行から “外国送金・本支店間外貨送金計算書” なる封書が送られてきて、換算レートと手数料を確認できるのですが、手数料が 1500 円も取られていました…。(高い!)

まとめ

誰かに買ってもらうことを期待して写真撮ってるわけじゃないですが、いざ外国の雑誌で使って貰えるようなオファーが来るのはなかなか嬉しい体験なもので、最近、一眼レフ持ち歩くのダルくなりはじめてましたが、もうちょっとがんばってみようかなって気になってます (笑)

参考までに、お買い上げいただいた写真も貼っておきます。御柱みたいなちょっとマイナーな写真だと同じような写真が少なくて買ってもらいやすそうですね :D